生殖器のしくみ|2/3

ハートの図生殖器のしくみ 2/3

ハートの図外陰部〜処女膜について

外性器の話を少し。
女性の外陰部は3つの孔(あな)があります。 前から尿道、膣入口部、肛門です。 大陰唇というふっくらとした皮膚の盛り上がりの内側に、小陰唇というひらひらした部分があります。 両側の小陰唇の中央に膣入口部があります。

膣入口部から内側に少し入ったところに処女膜があります。 処女膜はいわゆる「膜」として膣にふたをしているのではありません。 (私が若い頃は、膜なんだからてっきり膣にふたがあるものだと思ってました(^^;)) 実際には膣入口部をぐるっととりまく輪っか状の部分のことです。 コーヒー豆の入った缶のアルミ製のふたを開けると、缶の入り口の周囲にふたの一部が輪っか状に残りますよね、あんな感じです。 処女膜は最初の性交で破れることがありますが(”切れる”と表現した方がより正確です)、十分に柔らかいと破れないこともあるようです。 また逆に、運動やタンポンの挿入で簡単に破れてしまうこともあります。 破れると通常、少量の出血があります。

ハートの図膣について

膣は筋肉質の狭い筒状の部分ですが、とても伸展性があります。 イメージでは外陰部という扉と子宮というお部屋をつなぐ、廊下のような感じです。 長さは10〜13センチほどで内診の時に膣内に指を入れると通常は子宮の頸部を触れることができます。 膣は性交の場であり、精子が放出され卵子へ向かい、生理の血や胎児の通り道(産道)になります。

膣の表面は粘膜(口の中も粘膜で覆われています)で覆われていて、その表面から分泌される液体と子宮頸部から分泌される液体で膣内は湿った環境になっています。 これらの液体が”おりもの”として外へ出てくることがありますが、おりものは全て異常、というわけではありません。

性交の際に膣の周りにでてくる潤滑液としての粘液は、膣入口部にある腺から分泌されます。 この粘液は子宮から出てくるとものだと思われている方も多いです。