生殖器のしくみ|1/3

ハートの図生殖器のしくみ 1/3

※お急ぎの方はこのページの内容を1ページに凝縮した生殖器のしくみのまとめをご覧ください。

女性の生殖器は子宮などの内性器と陰唇などの外性器に分けられます。
ここでは、おもに「内性器」について解説します。

ハートの図ホルモンによるコントロール

生殖器系がうまく働いて、排卵や月経などをコントロールする部分として、脳の中心のあたりにある視床下部(ししょうかぶ)、視床下部の直ぐ下にある下垂体(かすいたい)、腎臓の上にある副腎などがあります。 視床下部や下垂体からの命令で生殖器(卵巣や子宮)は機能しています。
体内のいろいろな活動を調節する化学伝達物質を「ホルモン」と呼んでいますが、 視床下部や下垂体から「ホルモン」が放出されて生殖器がコントロールされているということはとても大切な知識です。

視床下部が総司令部となります。
視床下部は「ゴナドトロピン(性腺刺激ホルモン)放出ホルモン」GnRHを分泌します。
GnRHは下垂体を刺激して「ゴナドトロピン」と呼ばれる2種類のホルモン、すなわち

「黄体形成ホルモン」LH
「卵胞刺激ホルモン」FSH

を下垂体から分泌させます。
これらのホルモンは卵巣を刺激して、

「エストロゲン(卵胞ホルモン)」E
「プロゲステロン(黄体ホルモン)」P

を卵巣から分泌させます。

これらのホルモンが子宮内膜に作用して月経や妊娠の維持を行います。

「視床下部」GnRH→→→ 「下垂体」LHやFSH →→→ 「卵巣」EやP →→→ 「子宮内膜」

というホルモンの連鎖で排卵や月経という現象がコントロールされています。ホルモンコントロール

ハートの図内性器に含まれる臓器

前述したホルモンのコントロール下にあるのが子宮や卵巣の内性器です。
内性器には以下のような部分が含まれます。

・腟(産道の一部)—放出された精子を受け入れるところ。出産時にはここから胎児が出ていく。
・子宮—受精卵はここで胚から胎児へと成長していく。胎児成長の場。
・卵管—精子と受精卵の通り道。精子はここで卵子と出合い、受精が起こる。
・卵巣—卵子を形成し、放出する器官。

内性器 骨盤内矢状断