避妊|2/5

避妊 2/5

日本の現状

日本は避妊といえばコンドームが圧倒的に多く(ダントツです)、世界的にも珍しい方に入ります。 海外でのピルの使用は格段に多く、服用率は20%〜60%もあり、日本は1%以下と言われています。 エイズやクラミジアなどの性行為感染症に対する予防という観点からは、コンドームは理想的です。 しかし、避妊失敗率は高いので、その分望まない妊娠が海外にくらべると非常に多いという事実もあります。

残念ながら、日本は人工妊娠中絶術の頻度も非常に多い国に入ります。 海外では宗教上の理由から人工妊娠中絶が公に行えないという国もありますが、ピルを使用したりと避妊の考え方はしっかりしているようです。 日本では避妊に対する考え方が非常に甘いといえます。 特に若いカップルでは妊娠するつもりはないのに、避妊はほとんどしていない(膣外射精やコンドームの途中からの使用など) という矛盾があります。 どうやら「簡単には妊娠しないんじゃない」という間違った認識があるようですね。 当然ですが、タイミングさえ合えば一回の性交渉でも妊娠は成立します。

日本も、性に対してはかなりオープンになってきましたが、必要な性教育や避妊に対する知識の提供がきちんと行われていないことも問題といえますね。

避妊法の選び方

避妊法は沢山あり、その原理や使用方法も様々です。 避妊効果の高い避妊法である不妊手術、ピル、IUDの選択のアドバイスです。

不妊手術はほぼ永久的に妊娠することができなくなるので、すでに子どもを数人もうけてこれ以上の子どもを希望しない方にとっては良い方法となりますが、未婚の女性では現実的ではありません。

日本ではあまり選択されませんが、IUDはかなり理想的な避妊方法となります。 これは子宮内にプラスチックでできた小さな専用器具を挿入することで避妊効果を得る方法です。 挿入するときにすこし痛みを伴いますが、1分くらいで終わりその後は基本的に何もせずに避妊効果が得られます。 不正出血や感染などの心配はありますが、頻度は低く、あっても改善も早いことが多いです。 産後の授乳中でピルが飲めないが効果の高い避妊法が希望という方には最適です。 もちろん、未婚の女性でも可能です。

ピルは副効用といって、ピルを内服することで体にとっては良いこともいくつかあります。 また、避妊効果も高く、内服をやめればすぐにでも妊娠を希望することができる、といったメリットがありますが、毎日内服を規則正しく行わなければならない、副作用が気になる、ピルを飲めない合併症をもっているなどは気になるところです。 未婚の女性、既婚の女性でもすぐに子どもを希望しない方、女性の意志で避妊を希望する方などにはよい方法となります。





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