妊娠と体重|1/3

妊娠と体重 1/3

妊娠中に体重は劇的に変化します。
妊娠中の体の変化のところでお話ししましたが、妊娠中は赤ちゃんが大きくなるだけではありません。
いろいろな要素が増加して母体の体重変化として現れます。
妊娠中にはどの位の体重の変化があるのか、やせた母体と肥満の母体では同じ体重増加で良いのか、など妊娠にまつわる体重変化について解説します。

妊娠中の体重増加

一般的に妊娠中の生理的体重増加は10〜12kgと言われています。
妊娠12週未満では体重増加はほとんどありませんが、その後は直線的に体重が増加してゆきます。

どの妊婦さんも同じ体重増加でよいかというと、そうではありません。 身長の高い、低いにより、また体重の重い、軽いにより目標とする体重増加量も違ってくるはずです。

体重増加量に関しては身長と体重を両方考慮したカウプ指数(body mass index:BMI)が使用されます。
BIMは体重(kg)÷身長(m)÷身長(m)で計算されます。

妊娠すると体重が増加するので、妊娠する前の体重(非妊時体重)を使用します。
BMIが18〜24を「ふつう」
BMIが18未満を「やせ」
BMIが25異常を「肥満」 

と分類しそれぞれにより目標とする体重増加量(至適体重増加量)が設定されています。

「やせ」の場合 9〜12kg
「ふつう」の場合 7〜12kg
「肥満」の場合  5キロ以内もしくは「個別対応」

妊娠前の体重が「やせ」の場合や妊娠中の体重増加が不良の場合は低出生体重児(2500g未満)が生まれやすくなります。
また、妊娠前の体重が「肥満」の場合や妊娠中に体重増加が多すぎる場合は糖尿病や妊娠高血圧症候群になりやすくなります。

適度な体重と適度な体重増加がよいということですね





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