羊水検査

羊水検査

羊水検査はお母さんのおなかに針を刺して、子宮内の羊水を採取し、その中に含まれる胎児の細胞成分の分析をする検査です。
主に妊娠16週以降に行われます。胎児染色体異常の有無の確定診断となります。母体の腹部に針を刺すので侵襲的検査でリスクも伴います。

どんな人が羊水検査の対象なの

以下のような疾患が羊水検査による出生前診断の対象となります。

羊水検査の対象
夫婦が両方、もしくは片方が染色体異常の保因者
染色体異常児を分娩したことがある
出産時に35歳以上の高齢妊娠
妊娠初期の超音波検査(NTの肥厚)
母体血清マーカーで染色体異常が疑われる場合
重篤な胎児異常の可能性があるばあい
胎児の染色体異常だけではなく、パルボウイルス、水痘ウイルス、風疹ウイルスなどの感染の有無をしらべるのに羊水検査が行われることもあります。

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検査はどのように行われるの?

上記対象の妊婦さんで16週以後に行われます。
母体腹部を消毒し、細くて長い専用の針を母体腹部に刺します。
超音波検査をしながら、針の先端をよく観察し、皮下脂肪、子宮、子宮内腔へと針を進めてゆきます。

このとき子宮と皮下脂肪の間に母体の腸管が存在すると腹膜炎を起こす可能性があるので腸管を圧排などしてよけて、十分注意しながら針を進めます。子宮内に入ると胎児や臍帯などに針が刺さらないように羊水を20mlほど、注射器で吸引します。
羊水中に含まれる胎児由来の細胞を検査に提出し染色体異常の有無や種類を判定します。
検査結果は2-3週間で帰ってきます。

羊水検査のリスクは?

羊水検査のリスクは、子宮内感染、破水、流産や胎児死亡、出血、母体腸管損傷などがあります。
流産となる頻度は全羊水検査中の0.3%ほどです。
羊水検査の時期は、14週以下だと胎児死亡率が上昇するため16週以降がよいでしょう。
どうしてもより早い時期に行う必要があるときは絨毛検査を検討すべきでしょうね。

羊水検査で異常がでたときは?

羊水検査で胎児染色体異常が判明した場合は十分な遺伝カウンセリングを受ける必要があります。 





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