妊娠とクラミジア

妊娠とクラミジア

最近、ほんとに多いと感じるのがこのクラミジアです。 妊婦さんの感染も時々見られるようになってきました。 性行為感染症としてのクラミジアのことはこちらも→→参考にどうぞ・・・。
ここでは妊娠と関連のあることについて解説します。

クラミジアは最近はもっとも発生頻度が高い性行為感染症になってしまいました。
特に20歳代女性に多く、ものすごい勢いで増加傾向にあるようです。

一般にクラミジアに感染しても自覚症状がないため、検査がルーチンに行われていないと見逃されてしまいます。妊娠中にクラミジア感染があると子宮頸管炎から絨毛膜羊膜炎となり流産や早産の原因となりえます。
ただ、先天性風疹症候群のように何らかの先天奇形が多くなるということはないようです。
しかし、子宮頸部にいたクラミジアが分娩時に新生児に感染し肺炎や結膜炎の原因となることもあります。

できれば、妊婦さんは全例妊娠初期に子宮頸部のクラミジア検査を行うべきと考えます。
検査で陽性であれば症状がなくてもパートナーの治療も同時に行う必要があります。 男性はクラミジアを持っていても検査が陰性とでることが多いためです。 クラミジアに効果のある抗生剤をちゃんと内服して治療すればほぼ100%に治癒します。 (妊娠中でも使用できる抗生剤はあります)

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パートナーの治療がちゃんと行われないと、再感染もあり得ます。また妊婦さんが妊娠初期に陰性でもパートナーが感染者であれば後期に陽性となることもあるので、理想的には妊娠初期と妊娠後期の2回チェックを行われるべきだと思います。

未治療の感染母体が出産した場合に20%〜50%の新生児に感染するといわれています。
感染した場合は生後5〜12日くらいの早期に新生児結膜炎を発症します。膿性、粘液性の目やにと結膜の充血が特徴的です。 また、生後2〜12週くらいして間質性肺炎を発症します。鼻水やけいれんの様な咳を伴い、熱があまりでないタイプの肺炎をおこします。そうなると小児科や新生児科で治療を行うことになります。

クラミジアはほんとに多いです!自分は大丈夫と思っていても、残念ながらパートナーが感染者でいつの間にかもらってる妊婦さんもおられます。 (パートナーも症状がないので、感染に気づいていません・・・。) 検査がルーチンでなければ、主治医に検査を希望されてもよいかと思います





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