母児同室|2/2

母児同室 2/2

私のクリニックでは

私はクリニック勤務ですが、個室での完全母子同室です。
授乳時間も3時間毎などととくに決められていません。授乳も授乳室ではなく自分の部屋で好きなときに行えます。赤ちゃんがほしがるときにほしがるだけというモットーです。あまりに長時間眠っているような時はおこしてあげたりはしています。

母乳測定といって、授乳前と授乳後の赤ちゃんの体重測定も義務ではありません。
もちろん、小さめに生まれた赤ちゃんや何らかのリスクがあった赤ちゃんは体重測定を行ったりと個別にケアを行っています。また、初産婦さんでまだ慣れていない、母乳がまだ十分にでてきていないといった場合は助産師さんのアドバイスや指導があります。経産婦さんでも希望があれば、授乳室を利用しているようです。

個室でもお母さんの寝るところはベッドなので添い寝はあまりお奨めはしておりませんが、だめともいっていません。壁にベッドをくっつけて寝るなどの工夫をすれば転落の危険性はほとんどないかと思います。ご自分の赤ちゃんですので自由にしていただいています。ただ、一般的にはコットという赤ちゃん専用の小さなベッドに寝かせてお母さんのベッドの横にくっつけているという方が多いですね。

出産直後のふれあいは特に重要

母子同室という話からはやや脱線しますが、出産直後の母子のふれあいは特に重要です。
出産直後はあかちゃんはお母さんのおっぱいをさがしているといわれています。赤ちゃんを裸にしてお母さんのおっぱいのそば(胸の上)に寝かしてあげると自分で乳首をさがして吸い始めるとのことです。また、出生直後、30分以内に乳首をくわえさせることで早期に母子関係が確立されることやその後の母乳分泌によい影響を与えるともいわれています。 お母さんの胸の上で裸同士で肌のふれあいがあると、赤ちゃんの状態も落ち着くという事実から、新生児医療の現場でも「カンガルーケア」というケアが実践されていますね。

おかあさんは、お産という一大イベントの後に、身体的、精神的に非常に疲れています。出産前もよく寝ていないこともあります。そのため、入院中くらい赤ちゃんをあずかってほしいという気持ちがでてくるのもある意味当然かもしれません。退院すればべったりとなるわけですからね。

様々なスタイルがありますので、母子同室を押しつける訳ではありません。
今回の意見はあくまで私見として・・・。





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