癌の症状

癌の症状

病気と症状について

病気といっても沢山の種類があります。
風邪や肺炎などの感染症、糖尿病などの代謝の異常、脳梗塞や肺梗塞などの血管が物理的に詰まる病気、統合失調症やうつ病などの精神的な病気、体に腫瘤を形成してしまう癌など・・・・。
病気にはそれぞれ「症状」というものがあります。

一般的には何らかの症状があると病院へ行き、検査を受け、診断され、治療を行います。
しかし、病気があっても、かならずしも最初から症状があるとは限りません。
糖尿病などはある程度の状態にならないと、症状を自覚できません。
非常に早い時期から症状が出る病気はむしろ少ないと思います。

しかし、実際には「何も症状がないから、健康だよ」とか、「病気=最初から症状がある」と思われている方は多いものです。 症状が発生してから治療を行ってもあまり問題とならない病気もあれば、症状が発生してからでは「時すでに遅し」となる病気もあります。 カゼは咳や熱などの症状が出てくるときにウイルスが広がって、体に影響を及ぼすようになっていますが、症状がでないと治療の対象とはなりませんね。
癌の場合は症状がなくても、診断されるとなんらかの治療が行われます。
症状がひどくなった頃には手がつけられなくなっていることもありますので・・・・。



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癌の症状について

癌はその性格上、腫瘤が小さい、初期の頃は何の症状もないことが多いです。
子宮頚癌などは出血の症状が出てくる頃には比較的進行しています。
また卵巣癌は腹水や腹部膨満感などの症状が出てきたときにはすでにお腹の中にあちこち転移していることもよく遭遇します。

癌としての症状が出やすいかどうかは、腫瘍の発生する場所、構造、組織型、悪性度などにより違いますが、特に発生する場所は重要な要因です。 癌組織は出血しやすい特徴があるので、出血という症状がでやすい場所に発生する癌や構造自体が出血しやすい癌は発見も早くなる傾向があります。

胃癌で食欲低下や体重減少が出てきたときはかなり進行している可能性があります。
その一方で便潜血があり大腸癌が発見されても早期癌であることもあります。
子宮頚癌による不正性器出血という症状と子宮体癌による不正性器出血は、後者の方が早い段階で自覚することが多いです。 子宮体癌は、子宮頚癌よりも出血しやすい構造をもった癌であるという特徴があるからです。

出血しやすくても自覚できなくては発見が遅れます。
卵巣癌は初診の時にすでにstage3くらいまで進行していることが多いですが、卵巣が腹腔内という場所に存在することが大きな要因となっています。 腹腔内に出血してもなかなかわかりません。 また卵巣は腹腔内でハンモックのようにぶら下がっている状態なので、腫瘍が大きくなるのを妨げるものが周囲になく急速に大きくなる傾向があります。 同じ腹腔内にある、胃や肝臓や大腸の表面に容易の転移するのも特徴的です。

病気は早期発見、早期治療につきます。
特に癌は発見や治療が遅れると宿主の命を奪う病気です。
癌は怖い病気ですが、症状が出現する前、つまり早期の段階で発見することができれば、より小さな手術、より軽い治療で完治する可能性も高くなります。
そこで「症状が出現する前」にがん検診(スクリーニング検査)が重要となります。





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