癌の原因|2/2

癌の原因 2/2

癌の原因の内的因子

癌は遺伝するものもあれば、遺伝しないものもあります。
癌に限らず、何らかの腫瘍が明らかに発生しやすい家系も存在します。 このような家系では親、兄弟、おじいちゃん、おばあちゃん、親戚など同じような腫瘍が発生しています。 「家族性腫瘍」や「家族性腫瘍」と呼ばれるものです。

癌を抑制する遺伝子というものが存在していて、その抑制する遺伝子に生まれつき異常があると、 異常のある遺伝子が次の世代に代々受け継がれ、腫瘍の発生しやすい家系となります。 発生させる腫瘍が悪性となると家族性卵巣癌や家族性乳癌となります。 このような癌は「遺伝する」ということになりますね。

幼少時に致死的な腫瘍を発生させてしまう腫瘍だと代々受け継がれてゆく前にその家系が途絶えることになります。 しかし、ある程度の年齢になってから発生する腫瘍や良性のものが発生するタイプだと、代々受け継がれてゆくようになります。

いわゆる「うちは癌家系だから」ということはよく聞きますね。
この場合、体質的に癌になりやすい家系なのかもしれませんが、そのすべてが必ずしも家族性腫瘍とは限りません。 現代は癌で亡くなる方は非常に多く、たまたま癌でなくなった方が多いだけということもありますので。 しかしながら明らかに同じような癌が代々発生しているというときは、早期発見のための定期的なスクリーニング検査、人間ドックなどが重要となりますね。

その他の内的因子として免疫状態はとても重要です。
免疫力を高めると言うことはとても重要なことで、これは何も癌に限った話ではありません。 過度のストレスや疲労は免疫力を低下させ、風邪を引きやすかったりしますね。 ストレスがあるとすぐ癌になるわけではありませんが、体調をしっかり自己管理することは大切なことです。

皮膚以外にもいろいろなところに腫瘍を形成するKaposi肉腫(カポジにくしゅ)という病気があります。 もともと非常に珍しい腫瘍ですが、免疫力が低下してしまうエイズ患者には発生しやすくなります。 これは免疫力の重要性を物語っていますね。

世の中の民間療法の中には、免疫力を高めて癌を治療しようというものもあります。 中には、劇的な効果を発揮しているものもあるかもしれませんが、眉唾物であることも多いので、使用に当たっては十分な検討が必要ですね。

体内のホルモンが癌の発生に影響を与えていることもあります。 卵巣癌や乳癌、前立腺癌などはホルモンがその腫瘍の発生に関与していることがあります。外的因子で出てきたエストロゲンなどがそうですね。





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