月経異常

月経異常

月経とは「通常、一ヶ月の間隔で起こり、限られた日数で自然に止まる子宮内膜からの周期的出血」です。
月経の間隔や月経量の異常を来した場合、月経異常といいます。

月経異常に関する用語をざっとあげてみます。
無月経(原発性、続発性)、希発月経、頻発月経、過多月経、過少月経、過長月経、過短月経などです。
いろいろありますね。

無月経(原発性、続発性)、希発月経、頻発月経などは月経の間隔に関する異常ですね。
過多月経、過少月経、過長月経、過短月経などは一回の月経量に関する異常ですね。

無月経

月経がない状態を無月経といいますが、これにもいくつか種類があります。

・生理的無月経

初経以前や閉経以後の状態もある意味生理的無月経といえます。 妊娠、産褥、授乳期もそうですね.

・原発性無月経

満18歳になっても初経が起こらない場合をいいます。

・続発性無月経

これまであった月経が3ヶ月異常停止した場合です。 もちろん生理的無月経はこの期間に入りません。 この定義からすると、2ヶ月月経がなくても無月経とは言わないんですね。





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希発月経、頻発月経

月経開始日から次の月経開始日までの日数を月経周期日数といいます。 正常範囲は周期日数が25日〜38日とされています。 またその変動日数は6日以内であれば正常範囲になります。

「月経が不順で・・・」と外来を受診される方は多いです。 しかし、問診してみると先々月は28日、先月は32日、今月は31日と変動があっても6日以内ということはよくあります。 この程度の変動は月経不順のうちには入らないんですね。

・頻発月経

月経周期が短縮して24日以内の場合です。

・希発月経

月経周期が延長して、39日以上、3ヶ月以内で発来した場合をいいます。 一般的に無月経と思われるものの多くは、この希発月経になりますね。

・不正周期

これらの周期が当てはまらない場合は不正周期と呼ばれます。 この場合が本当の意味での月経不順といえますね。 月経の間隔に全く周期性がなくバラバラというわけです。



過多月経、過少月経

月経の出血量に関する異常です。 一般的な月経量というのは20g〜140gくらいで平均50gくらいです。 月経の持続期間は3日〜7日が正常範囲とされています。

・過短月経

出血日数が2日以内しか続かない場合

・過長月経

出血日数が8日以上続く場合

・過少月経

月経血量が異常に少ないもの

・過多月経

月経血量が異常に多いもの

月経期感や月経血量が少なくて問題となることはあまりありませんが、子宮内膜の癒着などが広範囲にあると月経量が減少することがあります。 これは月経時に剥離して排泄される子宮内膜の量が少なくなっていることの現れでもあります。 過多月経や過少月経の定義は曖昧なところがありますが、一般的に問題となるのは出血量が増える、過長月経、過多月経の方ですね。





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